前回、霊長空隙と発育空隙の説明をさせて頂きました。
(前回の記事はこちら☞https://www.tsudayama-do.com/blog/#a1741)
え?うちの子この隙間ない!すぐ矯正治療が必要なの!?と、思われる方も少なくないと思います。
そんなことはありません!
小さいうちであれば、霊長空隙も発育空隙も普段の日常生活から改善でき、正常な顎の成長を促すことができます。
大前提として、乳歯列が完成した状態になったら、成人と同じものを基本的には食べることが可能です。
親の愛情ではありますが、乳歯列が完成したのに細かく刻んであげたり、柔らかめにした食材をあげたりしていると、『食べる』という行為そのものの過程を阻害してしまいます。
『食べる』というのは、前歯で自分の食べられるサイズに咬み切り、奥歯でよく噛んで(何回も咬むこと)飲み込めるやわらかさにしてから飲み込む。